さて、この度の役員任期満了により４月１４日の理事会におきまして、理事長互選会により理事長に選出され就任いたしました。　

今年は３月８日に総代選挙が五條市選挙管理委員会管理のもと執行され、総代４４名の皆様が選出されました。その内３０名の新人総代を迎え土地改良区にとりましても新しい展開が期待されるものと思います。

それに伴い退任された総代各位におかれましては、長年のご苦労に対し衷心より感謝申し上げます。大変ご苦労様でした。

更に３月２８日に通常総代会を開催し役員選任を執行し、理事１９人中１１名の新人、監事３名中２名が新人となり、役員総数２２名の内１３名が新役員となりました。執行部におきましても新しい考えの基、これからの土地改良事業推進、発展に取り組んでいるところでございます。

平成２９年台風災害から２年が過ぎ、管内被災地においても農地及び農業用施設の復旧が進み、関係機関のご協力により本年度内を目途に工事の竣工を予定しております。

本年度における当土地改良区の事業取り組みについてご報告申し上げます。

国営五条吉野土地改良事業（国営施設応急対策）につきましては、本年３月に開催の通常総代会におきまして総代皆様方からの同意により、各関係機関への事業施行申請に至っており、今年度は下市方面への送水管（幹線８−１号）の更新工事着手、一の木ダム水管理システムの実施設計等予定となっております。
国営施設応急対策事業につきましては令和元年度からの着手とし、完成は令和３年度を予定いたしております。

また、県営圃場整備事業につきましては、本年度から湯塩地区にて県営畑地帯総合整備事業を展開し既成畑におけるかんがい用水の有効利用を進めております。

当土地改良区においては、各種事業及びスマート農業を積極的に推進し、担い手、法人等への農地集積、生産性の向上のため最大限の活動を進めています。

この度の就任に当たり、組合員が希望と誇りを持てる活力と魅力のある農村に向け決意を新たにし、役職員が一丸となって、農業農村整備事業を強力に推進してまいる所存です。


皆様方の尚一層のご指導、ご支援、そしてご協力をお願い申し上げます。